明晰夢記録

明晰夢記録

夢の中の世界の構造や文化・明晰夢の実践記録まとめています。明晰夢それ自体について知りたい方はまず聖域wikiへ。

夢の中の構造とスキル

■明晰夢
割合としては30〜40%ほど。夢の中での異変に気づいたり「あるあるな場面」に遭遇して夢であると自覚することが多い。(例:文字化け、携帯電話の文字入力の挙動、歩き辛さ 等)
その他、夢の中で絶望的な場面・面倒な場面になった際やループに入った時に明晰して夢を終了することもある。明晰した場合も、夢の偶然性を楽しむことに意義を見出している面があるため自由行動はせず流れに身をまかすことの方が多い。明晰夢の中で試したことの記録は後述。


■入眠時幻覚(幻聴)
入眠時幻覚はそれを注目しようとすることでそのまま入眠後夢として続きを見られることが多い。
内容によっては入眠時幻覚か現実かを自力で判別することは非常に困難である。
幻聴と幻覚はそれぞれ単体で起こることは稀である。
入眠時幻聴は雑踏の中の人の声(ぼんやりしており言葉は一つも聞き取れない)の様なものが多く、これは日中大きな音に晒されていた時に起こる。完全に誰かの声で何らかのワードが聴こえることや、シンバルが鳴る様な騒音で逆に目が覚めてしまうことなどもある。


■旅行パート
場所は完全にランダムで世界中の都市を旅行している回のこと。全体の7割程。
実在する都市のこともあるが、想像力の限界が見られがちである。(例:以前パリに行ったことがあったが、現実でパリに行ったことがないため、駅前にドンキホーテがあった)


■現在パート/過去パート
実在する場所で日常を過ごす回もあれば、夢の中にしかない場所で過ごす回もある。夢の中にしかないスポットおよび文化、夢の中にしかない食べ物などについては次項にて。


■映画回
自分が出てこない夢の回のこと。様々な映像を見ている状態で、ジャンルは多岐にわたる。2~3時間の尺があるため細部を覚えきれず、起床後うまく文章化できないと言う課題がある。一度目の眠りではなく二度寝した際に観られることが殆どである。映画回で明晰することはごく稀である。印象的だった作品リストは後述


■視界ジャック(スキル)
ホラーゲーム『SIREN』に登場する、他人の視界を視ることができるシステム。明晰夢状態・メタ認知できている時に使えている。(なお、ここに記載してから何故か使用頻度が激減したため今後削除検討中)


■ホバリング(スキル)
移動が面倒くさい時や足元が緩い汚い場所などでホバリングで移動できることがある。夢の中は現実より歩き疲れやすいし、速度もそこそこ出るので便利。

明晰夢中に試したこと

■登場人物に「この世界はわたしの夢である」ことを告げる
初めて試した時は「この世界はわたしの夢でありあなたは実在しない」と伝えた瞬間人の顔がゴム風船の様に萎んで終わってしまったが、その次からは登場人物も「へ〜そうなんだ〜!」「なるほど〜こんな感じなんですね〜」という様な反応で楽しんでくれる様になっている。

現実世界のその人自身へ伝言をもらう
夢の中のパートナーに「ここはわたしの夢の中の世界である。わたしが起きた後、現実世界にいる方のあなた自身にメッセージはあるか?」と聞いたところ、「背中をつけると、他のところが毛だらけになる」と言われた。(真意を問うべきだったが記録するのに必死で忘れてしまったのが悔やまれる)

登場人物を生成する
実在しない人物を登場させるべく、大体の背格好や顔の雰囲気を思い浮かべるが、ストーリーのテンポが悪くなるのを気にしてあまり時間をかけられず、想定していたものとはやや異なった雑な仕上がりになることが多い。練習を繰り返せば精度が上がる可能性がある。

眠る
夢の中では眠ることにはまだ成功していない。夢の中で寝ようとしても眠れず、極めて瞑想に近い状態になる。勿論夢の中で眠剤を飲んでも効くことはない。

死ぬ
夢の中で死ぬことにはまだ成功していない。(と言うより成功の判断基準がない)
夢の中で緊急事態や面倒な事になった時、そのターンの夢を終わらせるには夢から覚めるか違う夢に移行するかの二択である。抗わずさっさとその夢の中で死んだ方が早く次の夢に移行できるのではないかと思い待っていると、死ぬことはできないが効率よく次の夢に移行するパターンが多い。
一度だけ、死にかけ状態?に成功した?ことがあった際には、肉体から中身(?)が引き剥がされる感覚があり、その後上昇して起床した。これは現実での失神に近しい感覚でもあった。

夢の中の文化・アイテム

■夢の中にしかない文化

・豊富な公衆浴場
世の中のトイレがあるような場所(駅やショッピングモール等)に大抵存在しており、カフェを利用するような感覚で多くの人が利用している。

・海に沈んでいる自宅周辺
過去パート(子供の頃に戻っている夢など)では自宅の徒歩20分圏内くらいの範囲が海に沈んでいる。ボンベやフィンなどもないが問題なく潜水・泳げており、帰宅すれば室内は普通の状態になっている。夢の中では日々様々な土地を転々としておりそもそも自宅ではなくホテルに帰ることが多いため頻度としては少なく、また、過去パートであることが発生条件である可能性が非常に高い。沈没していないこともある

・猫社会
様々な猫が度々登場する。会話も可能。人間社会の陰で人間の力を借りずに(人間と同様に)家庭を持ち暮らしており、当然彼らも様々な事情・社会問題を抱えている。特に人間との異種交際には現代もなお偏見に晒されることも少なくない。また、現実では完全室内飼いをしている飼い猫が夢の中では肩に乗って共に外出をしていることが多々ある。(サトシとピカチュウの感じで)

・クソデカ宗教的モニュメント
国内・海外を問わず、旅行先で訪れた街では10〜20mの宗教的なモニュメント(石像であることが多い)がよく見られる。仏像に近いがあくまで仏像ではなく、なんの宗教なのか今の所不明である。

・JR東海道線の夜行線
夢の中では東海道線などに深夜ダイヤがある。車内は常夜灯のみで薄暗く、普通の席以外に一部シートが倒れる席もあり、夜通し走るので夜行バスの様な感覚で利用する人が多い



■食べ物・飲み物

・ホタルイカのツミレみたいなやつ
常温保存可能でお酒好きへのお土産に最適。(どこかの名産品なのであるが失念)

・甘いビール
夢の中のビールは現実のものより遥かに甘く香ばしい味がする。「こんなにビールが美味しいってことは今夢の中にいるな」と気づきがち。ちょっとシャンディガフっぽいかもしれない。

・25dBの爆発音を聴かせて作ったその土地特有のこんにゃく
こんなに美味いこんにゃくは二度と出会えないのだろう。

・クソデカコンタクト
夢に出てくるコンタクトレンズはいつも直径7センチくらいあるが、端からちょっとずつ押し込んでいけばなんだかんだ必ず入るので焦らず入れてみよう。



■その他の事柄

・Netflixオリジナル番組『千鳥大悟と学ぶインドの政治』
とても面白いしVTRの出来が素晴らしいのでとても勉強になる。歴史的なところから現代社会までを扱う。

頻出スポット(地図あり)

■公衆浴場及びトイレ
浴場はホテルだけでなく、世の中のトイレがあるような場所(駅やショッピングモール等)にも大抵存在する。市民体育館などの更衣室に見られるトイレとシャワー室に近い構造を持つことが多い。トイレと隣接させるために湯船は無いかかなり小さいことが多いが、ホテル内の場合だと広い内風呂があったりプールやサウナ完備のこともある。公衆風呂を見つけた際には何の疑問もなく必ず浴びるが、床が汚すぎる場合などにキャンセルすることがある。


◾️宇宙ビル
古くて汚いレトロすぎるビル。かなり深夜まで営業している。
広いレトロゲームセンターと、大学の講堂のような構造のフードコート(ポッポ以外ないかも)がある。上層階に一面ガラス張りの部分があり、天体観測ができる。地下1階には極狭の飲食店がひしめき合っている。


◾️駅ビル
多分OPA的な存在。古着屋さんや雑貨屋さんがあり、時間があればついつい寄ってしまう。建物の構造がやや複雑で迷いそうになる。下層階のどこかに花屋があることも確認済み。


◾️ファミレス
読書やちょっとした勉強作業にすごくちょうど良いファミレス。駅と家の中間地点にある。日常パートの時は疲れたらとりあえず向かう。


■中華街
正確な行き方が何年もわからず、散歩中に迷子になると辿り着きがち。駄菓子屋やチャイハネもある。


■近所のショッピングモール
自宅にいる夢のときに頻出。スーパーとコーナンとセリアが入っているくらいの小さなモール。自宅徒歩圏内で駅とは逆方向。

■頻出ではないスポット

・延正駅
 同じ名前の駅は現実にも無いよう。梅田に似ている。

・大阪国際駅

個人的に印象的だった回

・将軍の冴えない側近の冴えない普通のおじさん、将軍の窮地で自分のCSSを書き換えて見た目を櫻井翔に変えて馬に乗って爆走!流石に有能すぎるが————(大河ドラマ)

・松潤が別れを記念して弾き語りをしている。今まで松潤のコルナサインは間違っていると思っていたが、実はそれは日本古来の邪気を払うことを目的としたポーズであることを知り————

・自分の遺体の肉を食べる。その骨を並べて復活させようとしていたが————(珍しいファンタジー回)

・CDショップを物色していて、スリップノットがアイドルプロデュースを始めたことを知る。白を基調としており人数は多め、グループ名は”SLIB”だった————

・もうすぐ主人公の女の子が病気で死んじゃう!というよくある展開。病室の真ん中のベッドで寝ている患者役が腹筋バキバキのガタイの良い女優さんで、なんかこの家族の中でなんなら一番健康そうだけど…!?致命的なキャスティングミスだったが————(映画)

・ランダム旅行で木曽にいる。そこからの帰路を、まず駅までの道をGoogleマップで、駅から自宅までを乗換案内で調べる。多少時間がかかってもよいのでなるべく安いルートを探す中、66日と66時間かかるが36円で帰れるルートを見つけるが————

・やたら傾斜のきついお店で昼食。傾斜がきつい店は机が腹に食い込むので食事がしにくい。椅子にシートベルトをつけて欲しいと切に願う。25dBの爆発音を聴かせて作ったその土地特有のこんにゃくは、今までの人生で食べたどのこんにゃくより美味しかった。その後刺身と天津飯が運ばれてきたが、わたしは腹に食い込む机を抑えるので精一杯だった————

・ゲリラ戦に巻き込まれる。海外にいて、周りには自分以外にも日本人がいる。何とか安全を確保するべく、時には待機、時には移動していく。戦況が混沌を極めるなか、カルト教団が聖歌歌いながら集団焼身自殺してるのを横目に命からがら日本人街へ向かうが————

・気がつくとダンジョンのような建物にいる。そこで4人程でぶつからないようにクルクル回る遊びをしているが、段々面倒臭くなってきて抜けさせてもらう。そのまま下の階へ降りると、パンイチでスネにキラキラシールをいっぱい貼った水玉柄の皮膚の青年に会い、自分は「お前なんかこう…二日酔いの間に見るものみたいなんだよ…!二日酔いの時に見るものじゃなくて二日酔いの間に見るもの!」と言いながら滑り台を滑り下へ消えていく。すると下のエリアではパンイチマッチョが空間中に詰まっており、閉所恐怖症なので「怖いよ〜!」と言うと「14(やってみなよ意外と大丈夫だよ)」と言われる。※この14は空間に浮かんで見えた字幕のようなもの。

・「ペラペラの肉の串カツにホチキスで千鳥の名ツッコミが書かれた紙を留めたもの」がたくさんある。それを持ってみんなでトロッコみたいな船に乗る。その船に乗っている間、ツッコミが丁度合う場面が来たら手持ちのツッコミカツカードを読み上げながら場に出していき、最初に手札が無くなったチームが勝ちというゲームをする。印象的だったツッコミは大悟の「お前もう猫飼い、石の嫁は俺が背負ったりしといたるから」。これは何も話せぬ大きめの石になってしまったノブの妻を見た大悟の”自分は体力の限り石をおぶっておくからその間一旦ノブには猫を撫でてほしい”というコンビ愛が垣間見える言葉であった————(TV)

・初めて逃げ恥を観る。今まで観てこなかったが、流行っていたものはやはりそれなりに面白いものである。何より脚本が優れており、最後にはインド映画のように全員で踊り出したので思わず腹を抱えて笑ってしまうが————(TV)

・かつて卒業した小学校のプレハブ校舎を訪れ、そこで古い新聞とその端に書かれた10年前の自分からのメッセージを見つける。それは子供の頃1人でよくやっていた、紙に書いて遊ぶあるゲームの図だった。何故か薄気味悪さを感じてよく見ていくと、実はこのゲームがある天変地異を予言していたことを知り————

・SMAPの香取慎吾が身も心も髪色までも芝生と同化させて芝生と戯れているテレビを観ていたが————(映画・TV)

・昔の民家のような所で写真の現像をしている映像」を観る。段々と浮かび上がる、大きな写真たち。その世界では、写真は何度も現像するとネガが傷み絵が崩れていく。それが人物写真ならどんどん顔が老化したように見えるため、その写真家(?)は「写真はいつかその人の死顔を露わす」と言っていた。(映画・TV)

所感

書くほどでもない「そういえばさ〜」くらいのこと。

・2022年頃から悪夢を観ることがあまりなくなる。原因は不明。
・2018年頃から旅行中の夢ばかり観るようになる。現実でもその頃から旅行をする機会が増えていたのでその影響と予想。
・夢の中の方が現実よりも英語がすらすら出てくる傾向がある。起床後確認すると大体合っており、現実でデバフがかかる理由は不明。
・2014~2016年頃に「誰もいない世界を何時間も歩き続ける夢」ばかりを観る様になる。この際舞台となるのは温泉街や総合病院が多かった。リアが入っているくらいの小さなモール。自宅徒歩圏内で駅とは逆方向。